以前は、海外の株を買うには煩雑な手続きが必要でしたが、近年ではネット取引の発展によって、比較的容易に取引を行うことができるようになりました。ネットで海外の株を買うには、まず国内の株をネットで取引できるような手続きをすることが第一歩です。証券会社などでネット取引の国内株式の口座を作り、その後、海外の株を購入する手続きを行うことになります。
ネットで口座を作り、海外の株を買うには確かに前述の通り手続きが必要ではありますが、既に株の取引という口座を開設していますので、基本的にはほとんどの手続きは完了しています。そのため、ネット上で海外の株取引を行うための申し込みボタンを押すなど、いくつかの簡単な作業で手続き自体は完了するはずです(証券会社によって異なる)。ただし、ネットで株取引を行える証券会社によっては、海外の株を買うことができないケースもありますので、口座開設の前に確認しておくことをお勧めします。
なお、こうしたネット上の口座開設・申し込みで買うことのできる海外の株は、一般的に「アメリカ」と「中国」の株に限定されています。証券会社によって片方のみであったり、両方とも買うことができたりと差がありますので、こちらも事前に確認しておきましょう。
ここまで来れば、後は海外の株を、国内の株取引と同じように売買するだけです。言うまでもなく、日本では扱っていない株、例えばアップル・マイクロソフト・アマゾン・IBM・Google・フェイスブック・GAP・コーチ・ナイキなどのような、グローバルで活躍する企業の株を簡単に売買することができます。
このように、海外の株を買うには、手続きだけであれば実はそれほどハードルの高いものではありません。取引自体も基本的に国内の証券会社口座であれば日本語で取引が行えますし、前述の通り、申し込みも難しい要素はありません。問題は、そこからどうやって収益を出し、資産を運用していくかという点です。先に述べたような企業は、世界に名だたる大企業ですが、その株価が上がることを保証しているわけではありません。海外の株を買えば儲かる、というわけではないのです。むしろ、世界中の経済や情勢に対して非常に敏感である分、損益が出る可能性も充分にありえます。そういった状況を踏まえて、しっかりと判断できる情報収集や知識の蓄積をしなければなりません。
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