投信、つまり投資信託を順位化、要するにランキングしたサイトは、投資をする人であれば一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。例えば検索エンジンで「投信 ランキング」を入力すれば、様々なランキングサイトやランキングブログがヒットし、上位に表示されてくるはずです。こうした投信のランキングでは、独自の判断基準を作り、それぞれの評価項目と総合的な評価で、投信をランキング付けします。
多くの場合、こういった情報提供は非常に便利なものですが、判断基準・評価基準などがサイトによって異なるため、同じ投信のランキングサイトでありながら、大きく評価が異なるケースは珍しい話ではありません。
また、こうした投信のランキングサイトは、利用者の声などが紹介されていることもありますが、その評価も必ず一致するとは限りません。あるサイトでは「素晴らしい」という評価を受けているのにもかかわらず、他のサイトでは「最低」と評価されていることもあるのです。なぜこういった状況が起こるのでしょうか?
それは、投資・資産運用というのは、人によって全く異なるからです。目的は資産を運用して収益を上げること、つまり資産を守り育てることとで共通しているものの、そこに至るまでのプロセス、つまり選択するルート・手段が異なるのです。そのため、同じ投信であったとしても、ある人には最適で、ある人には向かない、というケースは充分にありえます。簡単な例を挙げるなら、シニア層で数千万円規模の資産を所有している人と、若年層で数十万円の資金から投資を始めようとしている人は、収益を上げることは共通していても、どんな投資・資産運用を選択するかは全く変わってくるのです。それは、例え投信という投資に制限した場合でも同じことが言えます。
ですから、上記のような投信のランキングサイトは、あくまでも「感想レベル」の評価しか書かれていないという前提で参考にすべきです。間違ってもひとつのランキングサイトの情報を鵜呑みにして投資を行うことだけは、避けなければいけません。
ネットと端末の普及・発展によって、私たちは様々な情報を入手できるようになりましたが、未だその中身は玉と石、善と悪が入り混じった状況にあります。この混沌とした状況を選別することは至難の業ですから、別のルートからの情報収集も視野に入れることが、中長期で成功するために必要なことです。海外投資セミナーの定番:資産ゼミナールでは、海外投資・資産運用についての豊富なノウハウ・テクニックをセミナー・相談会・電話相談などで提供しています。情報社会において“本物”の情報を、ぜひ資産ゼミナールで体験してください!